まずは素材からという事で、スープカレーは
スパイス以外はおおむね道産品で作れるので、
当然北海道の物にこだわって作ることにしました。
『肉類は一軒のお肉屋さんから注文しています』
豚肉は道産のばら肉を角煮風にやわらかく煮込んでます。
ちなみにお肉屋さんはもともと豚を飼育してたので選別はバッチリです。
ラム肉はくさみがまったくないオーストラリア産、
またはニュージーランド産の生肉から油をきっちり取り除き、
とろける寸前まで煮込んでいます。
そしてカレーにかかせない玉葱は
北見産を何時間もかけ深い飴色に炒めます。
これだけは本当に毎回大変。
でも出来上がって味見をすると、ジャムのように甘くいい味が出てます。
5月、6月の季節は北見産がなくなるので、
佐賀産の新玉葱を使っていますが、
これがまたとても甘く南国の風を感じます
おいもは年間を通して入手しやすいニセコの男爵を使いますが、
新じゃがの季節は道南産を使用してます。
その他の野菜は収穫時期に当たるときは道産物を使い、
地物がない季節は国産物から選んでます。
ブイヨンは鶏がらをベースに豚骨、丸鶏、香味野菜を
ことこと9時間かけてゼラチン、コラーゲンたっぷりの
濃厚なエキスを注出します。
あとはそこにそれぞれの肉、野菜から出たエキスと
道産加工品のエキスを贅沢に使い、スパイスと少量の漢方薬を入れ、
調味料を一切使わず塩だけで味を整えています。
良質な素材をたっぷり使い、手間暇かけて作った当店のスープカレーは、
一口すするとあっさりしている中に深みがある
シンプルなカレーの味がしつつ、
どこの味でもない上品な一皿に仕上がっています。
そして、私はもともとあまり胃腸が強くないほうでしたが、
今ではすっかり良くなり、スープカレーの良さを実感しています。
まさに医食同源。
これからも体に良く、そして美味しいカレーを追求しながら
心をこめて提供していきたいと思います。